アミティ「
残骸絶壁ってやつだね」
りんご「断崖絶壁ですよ。なんですかそのディスカッシングな岩は」
アルル「ボクたちは何が悲しくて岩を登らなきゃいけないんだろう…;」
アミティ「
そこに岩があるからだ!!」
ラフィーナ「エタンセ…
アミティ「∑
やめて!;岩を破壊しようとしないで!落盤事故だよナンセンスだよ!;」
クルーク「ところで、この岩を登り切ったら何か賞品でもあるのかい?」
アミティ「
素晴らしい景色」
クルーク「
実家に帰らせて頂きます」スタスタ
アミティ「
炎と水のイリュージョンっ!!」ガシッ
クルーク「∑
ゴンボォッ!;アミティツッコミキツくない!?;いきなり首絞め!?;ギブギブ!」
アルル「
『ゴンボォッ』ってカビゴンの進化前でもなかなか言わないよ」
りんご「
『名無しの人でも』の方が伝わりやすくてよかったと思いますよ」
アルル「
指図するな果物ナイフ」
りんご「
隠居してろ古代老婆」
「「……!!(メンチの切り合い)」」アミティ「いやー、あいつら仲いいねー!」
ラフィーナ「
もし仲が良いように見えるなら眼科か脳外科へ行ったほうがいいですわよ?;」
シグ「ここまでセリフなし」
アミティ「さぁ!それでは早速登ってこー!
落ちた底なしの間抜けを発見したら
速やかに救急車へ連絡し放置!死して屍拾うものなしだよ!」
アルル「
地味に両者にとって嫌なルールだ……;」
アルル「さて、テレポ
りんご「さて、神出鬼没
アミティ「
お前らちょっとそこに土下座しろ」
「「
すまなんだでした」」ドゲザァ
ラフィーナ「私、これでも運動は得意ですわよ!余裕で一位をとって見せますわ!!」ガシッ
アミティ(
これでもって、どう見てもそうだろ)
アルル(
これでもって、どう見てもそうだろ)
りんご「
これでもって、どう見てもそうだろー!」ビシッ
ラフィーナ「よっと……;思ったより急ですわねここ…;」
アミティ「
落ちたら死ぬよー」
ラフィーナ「∑
やめやがれですわ!;何その地味に怖いささやき!今仕事中だぞ!」
アルル「あ、崖の上にバルが」
ラフィーナ「
きゃぁあぁぁあああああぁぁあああぁっ!?;;」パッ
アミティ「あ」
アルル「あ」
ラフィーナ「……
ホント…マジでふざけんなよ……;ですわ…;」
クルーク「ら、ラフィーナ…お、重ッ……;;」
ラフィーナ「え?、ああ、ごめんなさい」ヒョイ
アミティ「いやー、前にもこんなことあった気がするけど一命を取り留めてよかったよ」
ラフィーナ「まったく、心臓に悪いことはやめて欲しいわ…;」ドキドキ
アルル「それとラフィーナ…;えーと、なんというか…
スカートでやるのはまずくないかな?」
ラフィーナ「え?……あ!!;」
シグ「?」
クルーク「?」
「轟け私の左ストレート!!」ゴヌッ
「∑ゲッフウマァッ!!;」《月風魔(げつふうま)/Getsu Fuhma》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1200
このカードと戦闘を行ったモンスターが悪魔族・アンデット族の場合、
ダメージステップ終了時にそのモンスターを破壊する。 ※遊戯王カードWikiより
クルーク「∑
理不尽すぎるだろどちくしょー!;しかもシグノーダメージじゃないか!;
ボク何て連撃食らってもはやHPは魔大陸で死んでるシャドウだよ!(汗)」
アミティ「タフだねー」
クルーク「
ああ、誰かさんたちのおかげでね……!!;」
アルル「まあ、クルークのタフさはボクたちって言うより持ち前の運の悪さだけどね」
りんご
「毎日崖から落ちて『クレセリア耐久の自殺志願者』の異名を持ってますが?」
クルーク「
何その地味に傷つく陰口」
シグ「これからまいにち、がけからとぼうぜ?」
ラフィーナ「ともかく、スカートはまずいですわ…って、アルルさんもスカートじゃ?;」
アルル「ん?、ボクはいいんだよ、今日スパッツだし」
ラフィーナ「いや……まあ、でもスパッツだからと言ってむやみやたらに見せるのは…;」
アルル「それにシグは論外だし、
クルークもあんだけボコられたら覗くような真似はしないでしょ」
クルーク「当たり前だよ!;ボクキミたちみたいなお子様にはなんの興味も
アルル「
あ、空飛ぶスパッツ」
クルーク「
∑なんだってっ!?;」クルッ
アルル「よしアミティ。
このヘンタイはここに置いていこう」
アミティ「そうだねアルル。ここもじきに腐海と化す」
クルーク「ち、違うんだ!;男としてはむしろ反応しない方が不健全だと
アミティ「
お願いそれ以上喋らないで」ガクガクガク
ラフィーナ「∑
アミティさん!?;足が生まれたての子鹿のように震えてますわよ!?;」
りんご「待てよ…そうか、
なぜ気づかなかったんだ!;
あやクルといいレイくんと言い、そういうことだったのか!!」
シグ「本人を前にしてそういう話するのやめてくれない?」
アミティ「∑
ダメだよシグ!;それだけはダメ!絶対だめーっ!;;」
シグ「
話聞けよグーで殴るぞ」
アミティ「はい」
アルル「この話題をこれ以上続けると色々危険そうだからそろそろ岩に登ろうよ」
りんご「
この文章だけネットに流されるとどう見てもクレイジー野郎ですね」
アミティ「どこを流されても黄色い救急車は免れないと思うけど」
アミティ
「北海道はでっかいどう!」
アルル「
いきなり何言ってんの?ここ北海道じゃないし」
りんご「
アミティ。寝言は寝て言うから許されるんですよ?」
ラフィーナ「
アミティさん……頭は大丈夫…?」
アミティ「
ガッデム」
クルーク「ところで、今まであえてスルー決め込んでたけどここどこなの?;」
アミティ「ここ?えーと、
キーブレード墓場とか言ったかな」
クルーク
「それは何人くらいに伝わるんだろうね……(汗)」
シグ「ずささささささささ」
アミティ「∑あ、
あれを見て!;シグが!!」
アルル「
シグがスパイダーマンのごとく壁を伝ってる!!;」
りんご「ここはロクサスかアグリアって言った方が伝わりやすいですよ夕霧さん!!」
アルル「
誰だよ夕霧って!(汗)」
ラフィーナ「負けませんわよシグ!」
クルーク「そうだよ!
ボクだって運動は得意!あんななよなよした奴に負けてたまるか!」
りんご「
嘘とクレジットカードには限度があるってお母さんから教わらなかったんですか?」
クルーク「残念ながらボクにはそんなことを教えてくれるような愉快な母親はいないよ」
アミティ「シグめ、最近補正強すぎだよ!;俺TUEEEE状態じゃん!」
シグ「ふはははははははは」ズササササ
りんご「おのれー、
卑怯者!;鬼!悪魔!クルーク!」
アミティ「
り、りんご!;いくら何でもひどすぎだよ!言っていいことと悪いことがあるでしょ!?」
アルル「
そうだよ!;『クルーク』だなんて世界最悪の罵倒用語じゃないか!」
ラフィーナ「
そうですわ!切り干し大根や芋の煮っころがし以下の最悪最低な存在ですわよ!」
りんご
「切り干し大根の何が悪いんですか」
クルーク「
そろそろガン泣き、入りますよ?」
ラフィーナ「ってアミティさん、危ない!;そんなに暴れると足場が崩れますわよ!」
アミティ「あ、
そういえば崖に登ってるんだったね」
アルル「
命綱なしの崖登りをそんなにラフに捉えられても」
クルーク「お、
押すなよ?絶対押すなよ?」ガクブル
アミティ「……」ガシ
アルル「……」ガシ
りんご「……」ガシガシ
ラフィーナ「……」ガッシガシ
クルーク(
押せよ……!;)
アミティ「ついたー!」
アルル「
ほらみろ、全然面白くなかった」
アミティ「うん、
一応いつもどおりボケとツッコミの漫才を繰り広げたけど
面白さを蘇らせることはできなかったね」
りんご「若干一名ほど崖から落ちて死んでるように見えますが」
アルル「
大丈夫だよ、峰打ちだから」
りんご「
峰打ちの意味を言ってみろ」
アミティ「
一名だけに一命を取り留めたってね!」
りんご「
それで笑いが取れると思ったらオプーナの評価くらい大間違いですよ」
アルル「
オプーナって実は普通に面白いよね」
アミティ「さあ、それではヤマなしオチなし意味なしのお話を繰り広げた所でさよなら!」
アルル「
『ヤマ』はあったし『オチ』もあったけどね!」
りんご「おっ
、今日は皆さん冴えてますね!座布団一枚!」
終われ
おまけという名の本編
アミティ「おかしいと思うんだよ」
アルル「
何が?お前の頭?」アミティ「
黙れアルル。あたしが言ってるのはシグのことだよ」
りんご「確かにあの左手は魅力的ですよねー、解剖して徹底的に調べあげたい!」ワクワク
アミティ「
ごめんアルル。おかしいのはりんごの頭だった」
りんご「
りんごの頭に葉っぱを描く人と描かない人がいますがどっちが正しいんでしょうね」
アミティ「じゃなくて!;シグの運の良さのことだよ!;最近は行き過ぎだと思うんだ!」
りんご「∑
よくぞいったアミティっ!そこで私の発明品の出番ですよ!
発明品ナンバーAPL011『とりかえっこプリーズハッピー』DEATH!」
アルル「
いよいよネーミングにヒネリがなくなってきたね」
りんご「
黙れベッカム。この発明品はその名の通り人の生まれ持った運を交換できる
地味に広範囲で役立つかゆいところに手が届く系マシンなのDEATH!」
アミティ「ほうほう!使い方は!?」ワクワク
りんご「まず、
この『死』と書かれた2つのボタンを二人の背中あたりに貼り付けます」
アルル「『
死』って……(汗)」
りんご「んでもってこのマシンのスイッチをオンにする!するとたちまちとりかえっこ!」
アミティ「
さっそく貼りつけてくるッ!!」ダッ
アルル「あー……;シグも災難だなー…;ちなみにりんご、製作期間は?」
りんご「
3日」
アルル「∑
はやっ!?;;」
本当に終われ
コメント
No title
この人達くらいですよね・・・
うらやましい(
Re: No title
>茶雲さん
崖登りを盛り上げられる人なんてなかなかいませんよ。
そもそも盛り上げようとしませんよ普通。
では!
No title
これからもよろしくお願いします!
シグおかしいだろw
クルークはもう許してやってください
No title
あとはデータさえ戻れば…
シグはボケてもスルーされるタイプ。
クルークェ…
では!